叙情歌 ベスト

ペギー葉山 叙情歌 ベスト歌詞
1.琵琶湖周航の歌

作詞:小口太郎
作曲:小口太郎

我は海の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
昇るさ霧や さざなみの
滋賀の都よ いざさらば

松は緑に 砂白き
雄松が里の 乙女子は
赤い椿に 森蔭に
はかない恋に 泣くとかや

波のまにまに 漂えば
赤い泊火 懐かしみ
行方定めぬ 浪枕
今日は今津か 長浜か


2.ちいさい秋みつけた


3.青葉の笛


4.浜辺の歌

作詞:林古渓
作曲:成田為三

あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 偲ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も かいの色も

ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ 偲ばるる
寄する波よ かえす波よ
月の色も 星のかげも

あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 偲ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も かいの色も


5.てぃんさぐぬ花


6.七里ヶ浜の哀歌

作詞:三角錫子
作曲:ガートン

真白(ましろ)き富士の根(ね) 緑の江の島
仰ぎ見るも 今は涙
帰らぬ十二の 雄々(おお)しきみたまに
捧(ささ)げまつる 胸と心

ボートは沈みぬ 千尋(ちひろ)の海原(うなばら)
風も浪も 小(ち)さき腕に
力もつきはて 呼ぶ名は父母
恨(うらみ)は深し 七里(しちり)が浜辺(はまべ)

み雪は咽(むせ)びぬ 風さえ騒ぎて
月も星も 影をひそめ
みたまよ何処(いずこ)に 迷いておわすか
帰れ早く 母の胸に

みそらにかがやく 朝日のみ光り
暗(やみ)にしずむ 親の心
黄金(こがね)も宝(たから)も 何しに集めん
神よ早く 我も召(め)せよ

雲間(くもま)に昇(のぼ)りし 昨日(きのう)の月影
今は見えぬ 人の姿
悲しさ余りて 寝られぬ枕に
響く波の おとも高し

帰らぬ浪路(なみじ)に 友よぶ千鳥(ちどり)に
我もこいし 失(う)せし人よ
尽(つ)きせぬ恨(うらみ)に 泣くねは共々(ともども)
今日(きょう)もあすも 斯(か)くてとわに


7.ペチカ


8.雪の降る街を


9.島原地方の子守唄

作詞:妻城良夫・宮崎耿平
作曲:宮崎耿平

おどんみゃ島原の
おどんみゃ島原の
梨の木育ちよ
何んのなしやら 何んのなしやら
色気なしばよ しょうかいな
早よ寝ろ泣かんで おろろんバイ
鬼の池の久助どんの 連れん来らるバイ

帰りにゃ寄っちょくれんか
帰りにゃ寄っちょくれんか
あばら屋じゃけんど
といもめしや あわんめし
といもめしや あわんめし
黄金(こがね)めしばよ しょうかいな
嫁ごんべーんな だがくれた
つばつけたなら あったかろう

沖の不知火(しらぬい)
沖の不知火
消えては燃える
バレテン祭りの バレテン祭りの
笛や太鼓も なりやんだ
早よ寝ろ泣かんで おろろんバイ
早よ寝ろ泣かんで おろろんバイ
早よ寝ろ泣かんで おろろんバイ


10.知床旅情

作詞:森繁久彌
作曲:森繁久彌

知床の岬に
はまなすの 咲くころ
思い出して おくれ 俺たちの事を
飲んで騒いで 丘にのぼれば
はるかクナシリに 白夜は明ける

旅の情か
酔うほどに さまよい
浜に出てみれば 月は照る波の上
君を 今宵こそ 抱きしめんと
岩かげに 寄れば ピリカが笑う

別れの日は来た
知床の 村にも
君は出てゆく 峠をこえて
忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん
私を泣かすな 白いかもめを
白いかもめを 白いかもめを


11.若者たち


12.夏の思い出


13.城ヶ島の雨

作詞:北原白秋
作曲:梁田貞

雨はふるふる 城ヶ島の磯に
利久鼠の 雨がふる
雨は真珠か 夜明けの霧か
それとも私の 忍び泣き

船はゆくゆく 通り矢のはなを
濡れて帆あげた ぬしの舟
ええ 舟は櫓でやる 櫓は歌でやる
唄は船頭さんの 心意気

雨はふるふる 日はうす曇る
船はゆくゆく 帆がかすむ


14.花

作詞:喜納昌吉
作曲:喜納昌吉

川は流れて どこどこ行くの
人も流れて どこどこ行くの
そんな流れが つくころには
花として 花として 咲かせてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か
花を咲かそうよ

涙ながれて どこどこ行くの
愛もながれて どこどこ行くの
そんな流れを このうちに
花として 花として むかえてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か
花を咲かそうよ

花は花として わらいもできる
人は人として 涙もながす
それが自然の うたなのさ
心の中に 心の中に 花を咲かそうよ
泣きなさい 笑いなさい
いついつまでも いついつまでも
花をつかもうよ

泣きなさい 笑いなさい
いついつまでも いついつまでも
花をつかもうよ


15.赤とんぼ

作詞:三木露風
作曲:山田耕筰

夕(ゆう)やけ小(こ)やけの 赤とんぼ
負(お)われて見たのは いつの日か

山の畑(はたけ)の 桑(くわ)の実(み)を
小籠(こかご)に摘(つ)んだは まぼろしか

十五で姐(ねえ)やは 嫁(よめ)に行(ゆ)き
お里(さと)のたよりも 絶(た)えはてた

夕(ゆう)やけ小(こ)やけの 赤とんぼ
とまっているよ 竿(さお)の先(さき)

とまっているよ 竿の先